父親と東京ドームで野球観戦をする。巨人VSヤクルトの試合。絶好調(らしい)村上を見るのが一番の楽しみだったりするのだが、巨人ファンで埋め尽くされたライトスタンドではなかなか口に出しにくい。
リチャードのホームランがエグかった。外角のボールをカツンと合わせた打球は、ライトスタンドに低い弾道のまま突き刺さる。とにかく打球速度が早くて、視界の中でボールがみるみるうちに大きくなっていき、気がついたら歓声が鳴り響いているような感じ。引っ張りの打球でも「これはすごい」となるような打球を、逆方向に打つパワーがすごい。
電光掲示板に目をやると、どうやら180km近い速度の打球だったらしい。なんつー恐ろしい打球。家に帰って調べてみると、逆方向に180kmの打球を放つ選手は、スタントンとかジャッジとかMLBを代表する怪力バッターたちくらいらしい。
8回裏に、キャベッジが勝ち越しホームランを放ち、巨人の勝利。ヒット4本のうち、ホームランが3本という試合で、見ていてとても楽しかった。
村上だけ、打席を見守る巨人ファンの目が違う。ちょっとだけ球場が静かになる。このヒヤヒヤ感を作れるのは、やはり「別格」という感じがして面白い。
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