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2026年2月19日

「人よりも人生が短い」と妹が言った。
誕生日を祝うために祖母の家に行く。妹とは帰りの方面が近かったので、一緒に電車に乗り、小田急・JR横浜線と乗り継いで横浜駅へ。
電車に揺られている最中、「今日は何時間くらい寝たの?」と妹に聞かれる。「ちょっと寝不足だったから昼寝も合わせて9時間くらい寝た」と答える。妹はふーんと言いつつ、「毎日めちゃくちゃ寝ちゃうんだよね」と言う。
曰く、平日は0時に寝て8時55分に起きるとのこと。リモートワークがメインなので、寝起きそのままにPCを起動して始業するらしい。とはいえそれでも眠く、休日に至っては0時→10時の睡眠で、ひどい時には13時まで眠っていることもあるという。「一日の半分寝ていると思うと焦る」と妹が言う。
確かになかなかのロングスリーパーである。僕だってそれなりに長く寝る方だと思うが、連続して10時間以上眠った記憶が最近は全くない。どんなに眠くても9時間眠れば目が覚めてしまう。だから、ある意味では妹が羨ましいし、また別の意味ではそこまでロングスリーパーではなくて良かったとも思う。
家族の睡眠時間に関しては——たしかにいっぱい寝ていていてほしいものだと思った。睡眠時間を削ってゴリゴリと働いている話を聞いたらやはり心配になってしまう。めちゃくちゃ寝て、時間がもったいないというような不安を覚えているくらいの方が安心だ。
自分でTシャツを作ったという話を妹がした。スマホで絵を描いて、それをプリントTシャツ屋で印刷したとのこと。たったの一枚、自分用のものだけを作り、特に外出用にもせず寝巻きとして活用しているらしい。
妹の行動を見るといつも思うのだが、そこには他者からの評価とかこう見られたいみたいな考えが全く見られない。僕だったらTシャツを作ったら人に見せたいと思うし、出来が良ければ売りたいとも思うだろう。「すごいね」と友だちに思われることを望むだろう。自分が承認欲求にまみれた薄汚い人間であるように思えてくる。
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