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2026年2月21日

旬の食材が並ぶコーナーに山菜が並ぶようになった。コゴメ・タラの芽・ウルイ。まだまだ寒さは続くが、食材だけは春の兆しを見せている。400円くらいするので少し悩み、金曜日であることを言い訳にしてカゴに入れる。今日はこれを牡蠣のパスタに加えることにしよう。おしゃれ!
三日分くらいの食材を入れてレジへ。係のスタッフは研修中らしく、バーコードの位置が分からずに経験豊富(に違いない)おばさんに手伝ってもらっている。頑張って欲しい。
ちょっと買いすぎたなと思いつつ、その新人スタッフに商品を読み取ってもらう。鱈・牡蠣・朝ごはん用のパン。「ピッ」と音がするたびに積み上がる合計金額にヒヤヒヤとしていると、突然合計金額が跳ね上がる。およそスーパーマーケットではありえない金額にめちゃくちゃ驚く。
ウルイ、10万円。
いやいやいや、と心の中でツッコミを入れながら店員の表情を窺ってみるが、気がついたような様子はない。粛々と白菜やらマッシュルームやらを読み取っていき、ほとんど誤差のような金額を積み上げていく。
全ての会計が終わる。店員は次の工程に進もうとする。このままだと、合計金額10万円オーバーのレシートが発行されてしまう。「あのー」と声をかける。店員は何やら操作の取り消しを行なって、再びウルイのバーコードをスキャンする。
ウルイ、400円。
めっちゃ安い。相対的に。
ウルイのパスタは美味しかった。なんか長ネギみたい。でもまあ、長ネギでよかったかもなあ、と思う。
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