日記の瞬間

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2026年2月5日

先週の日記

駅前のスーパーでうどを買う。攻めた食材を買ってみようシリーズの第N弾。

ごぼうみたいに細長い山菜で、ほんのりとした苦味とシャキシャキとした食感が特徴だという。たしか僕の地元はウドが名産で、「もっとメジャーな野菜が売りであってくれよ」と呆れていたような記憶がある。小学生の頃の自分は各市町村の実力を特産物の知名度で測っていたらしい。

牡蠣とブロッコリーのスパゲティに入れることにする。春っぽい大人のパスタ。いつも通りニンニクと唐辛子、アンチョビで調味したオイルに牡蠣を落とし、最後にウドを投入。サッと火を入れて麺と絡める。

思ったよりも水気が多く、食感としては長芋に近い。とはいえ山菜らしいほのかな苦味はかなり美味しい。結構レベルの高いパスタに仕上がったと思う。


買ったことのない食材を買う。これだけで、面倒な調理の時間も楽しく過ごせるし、いささかの誇張を含んで言えば、自分が拡張されるような感覚がある。日々をこれまでの連続としてやり過ごさないためにも、定期的に「攻めた食材を買ってみた」企画は自主的に開催していこうと思う。

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日記の瞬間とは?

誰に繋がるかわからないドキドキハラハラの日記リレー企画、【日記の瞬間】。

日記を書こうと決めて一日を始めると、今まで見過ごしてきたいくつかの瞬間が、書くべき日記の題材として生き生きと立ち現れるような感触があります。

この企画は、多様な「日記の瞬間」を、それぞれの人が知り合いに依頼することで連鎖させていく試みです。

「日記の瞬間」が蓄積されることで、私たちの生活は繊細な「気づき」に満ち溢れていくはずです。

note(26時の談話室)

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