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2026年3月2日

【運営の日記】SNSを作らない

夜、ラジオの収録にお邪魔する。武田ひかと長瀬ほのかのポッドキャスト『正直えびサラダ』。

正直えびサラダ
Podcast · 武田ひか. 長瀬ほのか · おしゃれなカフェで、えびのサラダを注文した。 運ばれてきたサラダには、えびが一匹も入っていなかった。 「えびが入っていません。」 その一言が、どうしても言えなかった。 だって、見えていないのは...

二人が「短歌の人」「エッセイの人」と自己紹介をしている中、自分の肩書きをどのように名乗るべきわからずゴニョゴニョしてしまう。「日記を書いたり映画を作ったりしています」と言った気がするが、どうにも歯切れが悪い。

「日記を書いています」は自信をもって言える。だってもう三年くらい書いているし、良しにつけ悪しきにつけ、書いたものを人に見せることに何の抵抗もない。面白い日の日記は「面白いから」と他人に勧められるし、あまり内容のない日の日記は「別に大したこと書いてなくて」とサラッと自嘲できる。

が、映画となると、自信のなさがたっぷりと滲み出てしまう。作った本数は少ないし、色々な事情で気軽に公開できないという理由もある。が、それはおそらく表層的な理由で、本質的には「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」が根底にあるのだと思う。「僕は天才である。故に、面白くないと思われたら死んでしまう」と心の底の方で思っている。

これはちょっとまずい。収録でお便りに答えたりしながら、「これってうまくいかない人間の典型だ」と思ったりする。パソコンの前で情けない気持ちになってしまう。


収録の中で、「今年やらないこと」を言うことになった。

本当は映画を作りたいし作らなければならないと思いながら、去年の年末、自己逃避するように誰も見ないSNSを作っていたことを思い出した。四日間くらい熱中して、飽きた。ショート動画で時間を溶かしたあとみたいな罪悪感が残った。こんなことをやっていても仕方がない。他にもっとやるべきことがたくさんある。

今年やらないことは、SNSを作らないことだ。SNSを作らず、自信をもって「映画を作っています」と言えるようになろう。


ラジオの公開、乞うご期待ください。

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