運営の日記

同僚が家に転がり込んで来た。

朝、水が飲みたくなったので2ℓのペットボトルを探すと、作業をしている同僚の近くに置いてある。「水取って」と声をかけると、彼はそのいろはすをつかみ、ボウリングの球を投げる要領でテイクバックの体勢を取る。

カラン、と軽い音がする。

何が起きたのか分からずあたりを見回すと、黄緑色のフタが転がっている。違和感を察知した彼は奇跡的に手を離さなかったという。その甲斐もあって溢れた水はわずかだが、とにかく恐ろしいことが起こったのだ。