10月1日 ずっと寝ていて、夕方に歯医者に行った日 ①よくなかったこと:昨日から眩暈がひどくて、会社をおやすみした。仕事が溜まっている。 ②よかったこと:母校が他の学校と合併して、概念として消滅した。SNSでの盛り上がりを見て、笑った。 ③明日やること:会社に行く。溜まった仕事をさばく。
雑感
・最近聞いた面白い言葉その1。体の不調に加え色々なことが重なメンタルがまいっていたので、救いを求めて友人に電話した。「時が癒してくれるよ」というのを彼女は、「時薬(じやく)」と表現していた。初め痔薬かと思って、は?と返答してしまった。機嫌悪くてごめん。
・最近聞いた面白い言葉その2。東京都内の下町(いや別に、都内に限らないと思う)には、おじいちゃんおばあちゃんがお洋服を買うための洋服屋が商店街上にセットされていることが多い。先日板橋を散歩していた時、隣にいた友人(板橋在住)がそういう感じの洋服屋を指して「あ、ZARAだ」と言っていた。下町のおじいちゃんおばあちゃんにとってのZARAってことらしい。友人いわく「都会にあるホンモノのZARAのことは、ホンモノのZARAってよんでるよ」。そりゃそうか。
・SNSで「ぽめら欲しいけど高いんじゃよな、悩み」と嘆いていたら、高校時代の教師が!家で眠ってるぽめらを!譲ってくれるって!嬉しい、嬉しすぎる。念願のワープロぽめら。憧れのぽめら。これでわたしもポメラニアン。
・同僚がパパになるらしい。なんとはなしに「お洋服とか作ってあげないの?」と聞いていた。うちの母親はよく、ミシンでワンピースを縫ってくれたり、編み物でお帽子を作ってくれたりした。 流れでつい、「赤ちゃんのニット、編んであげる」と進言してしまった。図書館のHPで、「赤ちゃん ニット」と検索し、編み図の乗っている本(そのどれもに「はじめての赤ちゃんニット」みたいなタイトルがついてて、ニットを着た赤子の微笑みが表紙を飾っている)を手あたり次第予約かごに放り込んでいったら、狂った独身女性の図書館予約カートが出来上がってしまった。 編み物にも赤子にも同僚にも独身女性にも罪はない。
・というか、出産ってすごい。自分の身体の中で分裂してデカくなってきたやつを、股の間から身体の外に出したら、それは声をあげて泣き、寝返りをうち、いつの間にかモヤモヤ喋りだして、ホモサピエンスよろしく思考し始め、そのうち一人で歩き始めて、目に映るものを追いかけ掴み、ひとり分の大人になる。どういう感じだろう、想像もできない。うんちよりはがん細胞に近いかもしれないと思った。 もし妊娠・出産をすることになったら、自分って本当は人間って生き物じゃなくて、マトリョーシカって工芸品だったのかも、とか思っちゃうんじゃないだろうか。 そういえば、わたしの子供は、生まれてくることはなくても、わたしが生まれたときから、わたしの身体の中にギリギリ破片として存在していたんじゃなかったか。わたしの中には、わたしの子が、その子の中には、その子の子が、さらにその子にも……理科の知識が危ういので、この思考は多分かなり危うい。わたしの身体は宇宙ってことになってしまう。 わたしの中から出てくるのが、猫だったら、出産もちょっとやってみてもいいのにね。ってこの間友人と話したのを思い出した。
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