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2024年12月24日

【運営の日記】「何でもできます」なんて言うからややこしい

どうやら風邪をひいたらしく、ここ数日の間はパブロンを飲んで寝てばかりいたが、前夜からだいぶ体調も回復してきた。

というわけで、ちょっと大きな家電量販店で色々とキーボードを触ってみる。これまで外付けのキーボードを購入したことはなかったが、近いうちにパソコンを新調するにあたり、その選択肢としてiMacが有力候補に挙げられているので、いずれ必要になるだろうと調べてみようと思ったのだ。

これまでも何度かキーボードの購入は検討したことがあったから、ピンからキリまでかなりの種類があることは知っている。しかし打鍵感と言われてもピンとこないし、それが本当に重要な意味を持つのかはあまりわからない。

ズラッとキーボードが並ぶエリアに行って、カタカタとタイピングをしてみる。前々から目をつけていたメカニカル式のキーボードを叩いてみると、どうにも使いにくい。キーキャップが小さくて、どうもミスタイプばかりしてしまうのだ。

とはいえせっかく買うのだから、ノートパソコンとは全然違う雰囲気のキーボードにしてみたい。そこで試しに分割式のものを使ってみたら、これがまあ心地よい。ストレッチをしながらタイピングをしているような感覚になる。

しかしちょっと調べてみると、このキーボードはWindowsでの使用がまずメインで、「Macでも使えますよ」くらいのノリ。まあ使えるならいいかと思いつつ、わざわざあえて不得意領域に挑戦させるのもどうかと思う。商売の領域では、「何でもできますよ」と言わなければならないことを知っている。

そこで「Mac 分割 キーボード」で検索してみると、先ほど「使いにくい」と感じたブランドのキーボードが候補に出てくる。あとはもう自作キーボードみたいなものが出てくるばかりで、その域に達するにはまだ早いような気がする。

というわけで、あまり何も決められぬままヨドバシカメラを退店。分割にこだわらなくてもいいのかもしれない。どうせキーボードを叩く時間よりも、その先何を書こうかと考え込む時間のほうが長いのだから。考え込む時間にストレッチをすれば、それで別に問題ないだろう。

そんなことを思いながら、駅から少し離れた場所にあるクラフトビールのお店に入る。前に行ったときは人も少なく静かだったのに、今日は人もパンパンだしガヤガヤと騒がしい。どうやら店舗の7周年記念日らしく、店の奥に楽器隊が控えていて、生演奏を披露している。

ちょっと場違いだなと思いつつ、クリスマスめいた陽気な音楽を聴きながらビールを飲むと楽しい。そりゃあそうだよね。

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