モロヘイヤのスープを作る。
ニンニクと玉ねぎを炒めて、ほんの少しトマトの欠片を加える。塩胡椒を振って、水と鶏がらスープのもとを入れて沸騰するまで待つ。その間にモロヘイヤの葉っぱをちぎり、粘り気が出てくるまで包丁で叩く。
昔、初めてモロヘイヤを買った時は、茎と葉っぱを一緒に茹でてしまった。茎の部分は硬く筋張っていて、噛み切れないわ歯と歯の間に挟まるわで、あまり上出来とは言えないおひたしになってしまった。
少し面倒だが、今回はその反省を生かして、ちゃんと葉っぱだけを食べることにする。ポコポコと水泡の立ってきたスープの中にモロヘイヤを入れて、さっと火を入れると、粘り気のあるいかにも健康まっしぐらのスープが完成。ちょっと味が薄かったので塩を振り、レトルトのカレーと一緒に夕餉とする。
うまい。化学調味料で味をつけたとて、野菜なり肉なりをしっかりと入れれば、満足のいく味付けになる。最近は何を作ってもそれなりに美味しいし、料理の勘所をつかめてきたのかもしれないと思い、良い気分のまま就寝。
しかし、明日も仕事なのだ。
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