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2025年8月3日

【運営の日記】酔わないとできないこともある

夜、今度作る映画のシナリオが煮詰まってきたので、スマホと財布だけ持って散歩に出かける。いつの間にか2キロくらいの距離を歩いており、最寄りとは言えない駅までやってきてしまう。本屋で新刊本を物色し、飲み屋街を徘徊していると、そろそろ喉が渇いてきて、うっかり酒場に吸い込まれてしまう。

鯵のなめろうをつまみながら、ビールを飲む。隣の女性二人組が「アパレル業界って大変だから。この業界にいるっていうステータスのためだけにやってる感じ」などと話しているのが聞こえる。

オレンジワインを頼む。頼んでから「オレンジワインって何だろう」と思い、スマホで調べてみるものの、よくわからない。まあオレンジを使っていないことだけはわかった。白か赤かと言われたら、どっちかというと白。ワインの味はよくわからないが、スッキリとしていながらもコクと渋みがあって、美味しかった。いつの間にやらたっぷりと飲んでしまったようで、お会計がぐさっとくる。

ほろ酔いで長い道を歩いて帰る。で、酔いの助けも借りながら、出演して欲しいなあ、と思う役者さんに連絡をする。酔わないと誰にも連絡できないのは弱いなあ、と思う。でも、酔わないとできないこともある。

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