最近は天気の悪い日が続いている。晴れの日が少ないと、気分が落ち込むことも多くなってしまう。
小説や映像作品で、登場人物の心情を表すために雨を降らせることがよくあるけれど、あれは相互作用が働いているんじゃないかと思う。つまり、暗く沈んだ心が雨を降らせ、降った雨が人の心を沈ませる。因果がどちらということもない。天気は心を変えるし、心は天気を変える。
今日はあまりいい日ではなかった。寝覚めは悪く、お金は溶かすし、業績が全くないことに落ち込んで作業が捗らない。こんな時は余計なことを考えないのが吉だ。そうでなくても普段から自分の実存に関することはあまり深く考えないようにしている(後輩なんかが人生やらに色々思い悩んでいるのを見ると、ちゃんと生に向き合っているなあという気持ちになる)。楽だけれど、物事に真剣に向き合っていない証左でもあるので良くないなとは思う。ただ、落ち込むようなことから目を背けて目の前の仕事に専心するのは気が楽で、心も晴れる。
携帯を見る。明日の天気も雨らしい。
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