疲労、眠気、若干の二日酔いを抱え込んでの起床。はちゃめちゃにうるさい目覚ましを止め、二度寝への欲求としばし格闘してベッドから起き上がる。
今日は法事である。一時間ほどかけて、祖父の菩提寺へと足を運ばなければならない。とりあえずシャワーを浴び、汗や汚れを洗い落とし、頭をスッキリとさせる。
翌朝予定があるというのに、いかにも学生的な夜更かしをしてしまった。大学時代に会った友人四人と横浜の飲み屋で飲み、海を見ながら公園で飲み、最終的に僕の家に流れ込む。
西友で惣菜とウイスキーと食べきれない量のスナックを買い込み、駅からの長い道をゆっくりと歩く(最寄り駅への終電を逃した)。三十分ほど歩き、何人かの顔に疲れが見え始めた頃、ようやく家へと到着。もう一時である。
眠ったのは四時くらいだっただろうか。髪を乾かしながら、アラサーたちがぎゅうぎゅう詰めになっている狭い部屋からスマホを探す。もう九時半である。「鍵は適当に閉めといて」と声をかけ、急ぎ部屋を飛び出す。
ひどく眠いが、法事で眠るわけにはいかない。弱ったお腹にレッドブルを流し込むと、僕の胃が悲鳴をあげた。
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