地元の友人の結婚祝いということで、久々に実家の近くで小・中の同級生と会う。
参加者の半分くらいは数ヶ月前の結婚式で会ったが、残り半分くらいの人たちはもう十年近く会っていないので緊張してしまう。さらにいえば、会のライングループには僕が全く知らない人もいる。僕が地元を離れて京都で過ごしている間、地元飲みは発展の一途を辿っていたらしい。そこには僕の知らない人間関係が醸成されているに違いない。
ドキドキと心臓の音を感じながら店に入る。時間はちょうど。こういう馴染み度の低い飲み会に参加するときは、早すぎても遅すぎてもいけない。
奥まった席に、見知った顔がチラと見える。すると僕の知らない人が、冗談混じりに「え、4つ上の人来た?」と言う。え、と思いながら、この言葉が自分に向けられていることに気がつくまで少し時間がかかる。
そういえば。
大学時代に老け顔と言われたことを思い出した。中学生くらいまではどちらかというと童顔、というかその年齢で経験すべきことを何ら経験していないことによる幼さが前面に出ていたのか、とにかく年相応の面構えをしている自負があったので、とにかくびっくりした。
幸か不幸か自分の顔は毎日見ているので、それが社会の平均からどのような位置をとっているのかさっぱりわからない。
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