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2024年7月6日

七日の月さんの日記

マットレスを床に直置きしている。おすすめはしない。この時期は特に、床に熱がこもって寝苦しいことこの上ない。

ベッドはというと、引っ越しと同時に処分した。本当は前回の引っ越し(といっても5年前)のとき手放すはずだったのに、なんやかんや次の家でも使い続けた。品川区大井町のヨーカドーで購入したベッドだった。明日には新しいものが届く。

それにしても、朝からもわっと暑くて外に出る気分になれない。でも今日は予定があった。専門学校時代の同級生たちとの集まり。この手のイベントが苦手で避けがちな自分にしてはめずらしく、毎回出席している。率先して幹事を引き受けてくれる人がいればこそ成り立つわけで、今回もありがたく乗っからせてもらうことにした。

仕事の近況から愚痴や不満、プライベートの話まで、だらだらと話す何でもない時間が心地よい。年齢層が幅広いからか、話題も案外ひとつに固まらず、次から次へと流れてゆく。

とはいえ、時には個人的に気乗りしない話題が出てくることもある。いわゆる恋バナというやつだ。話したい人は話したい人でどうぞ、と思いながらこちらは目の前に置かれたものをモリモリ食べる。飲む。気にしないフリをする。このナッツうまい、とか言いながらその場をやり過ごした。

これが初対面に近い状況だとうまく流せないこともあるから難しい。というか、流そうとしても露骨に顔に出てしまっていると思う。職場でも、まるで挨拶代わりのように(実際そうなんだろう)その手の話を振られ、めんどくせーと思いながら適当にかわした経験は何度もある。すでにもういい大人だが、めんどくせーと思うことは思うし、答えたくないことは答えなくて良いはず。

コミュニティによって、あるいはそこに集った人たちとの関係性によって、流せること、流せないこと、いろいろある。正直そのときの気分によることだってある。今日は少しのめんどくささと、居心地の良さが同居していた。完ぺきな瞬間なんてないと思ってたほうが、多分いい。

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