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2024年10月26日

【運営の日記】神保町ブックフェスティバルに行ったぞ〜

ワールドシリーズ初戦の興奮冷めやらぬまま、神保町ブックフェスティバルへと向かう。

多くの出版社がブースを設置し、訳あり本を安くで販売するイベントである。分厚い学術書や翻訳本は概してお高いものだが、ここでは文庫本を買うような値段で買うことができる。積読オタクとして、この一年で最も楽しみにしていたイベントと言っても過言ではない。一万円と数枚の千円札を握りしめて、神保町の駅を出る。

人混みをかき分けて、まずは色々なブースを様子見しよう。時間はたっぷりあるのだから、何も飛びついて買う必要もない。

そう思っていたのだが、初っ端からフィルムアート社のブースにひどく惹かれてしまう。出版されたときから読みたかった『作家主義』という本(フランスの伝説的な映画人が、彼らの先人であるこれまた伝説的な映画人にインタビューしている本)が2,000円である。こんなものは二周目にどうせ買うのだから、もう買ってしまおう。そう思って分厚い本を手に取ると、その傍らに、この前読んだ新書で言及されていた現代アートの本が置いてあり、ついでにということで購入。早くも財布の紐が緩みまくってしまう。

青土社で大江健三郎のユリイカとカフカの現代思想を買い、表紙に惹かれた『奇祭巡礼』と『ヘアヌードの誕生』をゲット。こうなったらもう何とでもなれ、である。空っぽにしてきたリュックサックははち切れんばかりにパンパンに膨れ上がっている。僕が支出を終えるのは、リュックの重さに身体が耐え切れなくなったときである。

↓戦利品たち

昨年に買った本も、まだまだ半分くらいしか読めていないなあ、というのは気にしないでおく。

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