12:30 起き抜けの一服 昨日までの弾丸旅行の疲れと夜に喰らったラーメンの胃もたれで非常に気持ちが悪い。 もう予定まで時間がないことに気付く。 チャリ飛ばすか。
13:10 コンビニ前の一服 これは日課である。身体は求めていないがマインドがこれをしないと許さない。 何かを始める時にクッと集中力を一段上げたいがその方法として喫煙しか選択肢を持たない。
15:40 セミナー明けの一服 これは典型的な一服。 セミナー後の一服は欠かせない。 ここで結局あの人何が言いたかったんやができる。 今日はかなり密度が高い話で正直着いていくのが厳しかったが、星の纏うガスの謎がテーマだ、理論家がこれまで色々と仮説を立ててきたが、本当に？ということで細かく星を見ながら検証してみたというストーリーで、大枠ではある理論とは外れていないようだった。 理論家大間違いでしたを好む理論家志望博士課程学生捻くれ人間である私にとっては、ちょっぴり残念だが、入念な解析に感服。 ここで昼に見たメールを返していないことに気付く1マス戻る。
16:40 ここからやぞの一服 メールを返した。 今週の予定やら、金曜日にスパコンで回した計算結果を手元に送信するのにかかる時間を見積り一旦一服。 メールは今年度から議論しているオーストラリアから来たポスドクからだった。 議論のリスケと、私が苦戦しているコードについて過去に類似のものを作ったものが見つかったとの事で、ファイルを受け取った。 この人は普段私が睨んでいる星たちとは違うカルマを背負った星たちの研究をしている。 それでもそいつらが死際の数十秒間私が診ている星と似た仕組みに支配されると言うのだ。この議論は最近の仕事の中でかなり楽しんで進められているので議論が来週に延期になったのは残念。
18:50 解析ひと段落の一服 金曜から走らせているシミュレーションの中身の確認があらかた終わる。ここで言うシミュレーションとは、星を支配する仕組みと思われるものを設定して、そのルールに基づいて星を進化させるといった所だ。すると、シミュレーション結果と現実の星が近い挙動を示せば、設定したルールが現実の星でも満たされている可能性が高いと言う事だ。 いくつか設定の反省点を見つけ改善させたコードを作りまたスパコンに投げた。 このタバコはまぁまぁ美味い。
21:00 食後の一服 無性にあんかけ焼きそばを食べたくなったので研究室の近所の中華屋にいく。 ついでにYouTubeを開くと先日亡くなったレコーディングエンジニアの特集をしている動画が流れてきた。 流し見しながら平らげる。 食後の一服は至福と決まっているが、今日はまだまだタスクがありあまり楽しめない。
22:45 もう一踏ん張りの一服 来年度の研究費を賭けた書類準備の為の論文を読む。 純粋に個人的な琴線に触れるテーマがあるのだが、その価値を上に認めさせる為、波及効果をこの1ヶ月考えている。 初めは建前のつもりだったが、色々と文献を当たると波及先の魅力も分かってきた、しんどい そもそも誰かが全力で取り組んでいる課題を邪に利用してやろうというのも気持ち悪い。 とはいえ、締切もあるし、明後日はこの論文の話を同僚と議論するので読み進める他ない。 覚悟の一服をカマす。
24:20 帰るんじゃ一服 論文の背景が把握できたあたりで、このまま読み進めた方が内容が入ってくるのではvs疲れた頭では効率悪いよが始まった。 いい加減埒も開かなくなったので帰宅を決意。 火をつけた瞬間は気持ちがよいが、吸ってるうちに振り返りが始まり1日の進捗や締切がよぎり始め、しまいには味がしなくなる。 3分の1ほど残して自転車に跨る。
いつか究極の一本を吸って辞めたいね。
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