最近、なぜだか眠りがひどく浅く、そのせいで朝寝坊を繰り返してしまう。日記を書くのは朝、というのがここ半年くらいで培った習慣だったから、その時間が取れず腹立たしいし、そのムカムカを引きずってしまい、一日を通して不機嫌でいた。周りの人には申し訳ない(この日記を書いているということは、早起きができたということなのでとても嬉しい)。
眠りが浅いというのは、単純に目が覚めてしまうということだ。望ましいことではないのは重々承知だが、ともあれ全部が全部最悪というわけでもない。ほんの少し顔を出しているわずかな太陽の光を窓外に感じつつ、青みがかかった部屋で本を読むのは心地が良い。夜更かしすることになんの後ろめたさも覚えていなかった数年前の幸せな記憶がふと蘇ってくるようで、早朝の涼しさも相まってちょっと感傷的になるのも悪くない。願わくば明日の予定が何もなかったならば(仕事なんてもってのほかだ)!
ボードリヤールの『消費社会の神話とその構造』をあとがきまで読み終え、もうちょい寝たいなと思って、あまり眠くないまま目を閉じる。
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