日がな絵を描き続けているのだが、それを元に記憶を遡ることができる、なんてことも度々ある。用意したのはフレームの書かれた手帳。過去の自分の作品を描き直し、何を思っていたのかを見つめ直す。
この日に描いたのは「鶏が人になった姿」だった。昔の自分の発想は時々分からないことが多い。なんでこれを描いたのだろうか?面白いものには変わりなかったので、筆をとって描いてみることにした。
ノートに線を走らせ、写真を撮り、スマートフォン上で色を配置する。色のメモ代わりに記号を描いて完成。
面白かったのは昔色を配置していなかったことだ。つまり、昔のデザインに今の感性で色を足した形になる。これが非常に楽しかった。過去と今の合作ということになるからだ。 日記自体が自らの過去を未来に残すものだが、そこでさらなる過去を題材に置くのも中々面白いものだ。
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