数日前のことを書きます。
大学時代の友人と飲むことになり、下北沢へ。友人の一人が約束の時間に遅れるということで、前々から行きたかった日記屋月日に向かう。
Just a moment...
近くには有名な本屋B&Bもあって、なかなか文化的な一角。カレー屋でクラフトビールが売っていたりして、まさしくシモキタって感じだ。
日記屋月日はプレハブのような建物にあって、こぢんまりとした店内に「○○の日記」と題された本がずらっと並んでいる。ちょっと前に日記本を調べて全部読破してやると意気込んでいたが、その心意気は瞬く間に挫かれてしまう。
『教育装置のある生活』という本を買った。いぬのせなか座から出ている日記論+日記が書かれた一冊で、前々から気になっていたのでとても嬉しい。
Just a moment...
本を購入すると、店員の女性が「雨の日にはこれをプレゼントしています」と言い、小冊子を差し出してくれる。『雨の日』と書かれた薄い一冊。雨の日を記した色々な日記が集まっていて、かなり面白そう。
ただ、その日は雨というよりも、どんよりとした曇り、といった感じ。十秒くらい空に手をかざせば雨粒が一粒だけ降り注いでくるようなおよそ雨とは言い難い一日で、本当にもらう資格があったのだろうかと訝しみつつ、でももらったことは素朴に嬉しく、気持ち豊かなまま飲み会に向かう。
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