朝6時、せっかく仕事が休みなのに5歳次女から起こされてしぶしぶ起きる。休みの日ほどゆっくり寝たいというのに子供が早起きしてしまう現象に名前ってあるんだろうか。
つきまとってくる飼い猫に朝ごはんをあげ、猫トイレを掃除する。その間に次女は早速テレビをつけてhuluでおジャ魔女どれみを見始めていた。最近わが家のこどもたちは夏休みの有り余る時間でポケモンやプリキュアに飽きたらず、セーラームーンなんかの昔のアニメにまでハマっている。
やがて7歳長女と妻も起き出してだらだらと準備し、洋服などを買いに家族でイオンモール福岡にでかけた。ここはでかいイオンなのだが、でかいだけに厳密に言うと微妙に福岡市から外れた郊外にある。東京ディズニーランドや東京ドイツ村と同じく福岡の名前の力を借りているのでは?という疑惑があるが、まあ福岡県のイオンだから間違いでもない。
道中の車内で私が『どっきりどっきりdondon!! 不思議なチカラがわいたらどーしよ?』と歌ってみると『どーする!?』とこどもたちが全力で合いの手をしてくれたので楽しかった。おジャ魔女どれみで合いの手の英才教育をしてしまったかもしれない。ぜひ将来カラオケで使ってほしい。
イオンモール福岡でいくつかお店を見てまわり、フードコートで昼食をとった時のこと。給水機で紙コップに水を入れようとしたら、水を注ぐスイッチになっている押し込む部分が固かった。紙コップをぐっと押し付けても紙コップの方が負けて潰れてしまう。なので私は紙コップを握る手の指に力を込めてスイッチを押し込んだ。そうすると水が出てきたものの、引っ込めて水を止める時に手に水がかかって濡れてしまった。
手をびしゃびしゃにして帰ってきた私に、妻が「鈍臭っ」と言ったのでムッとした。なのでうどんを食べ終わったタイミングあたりで今度は「お水ちょうだい」とあえて妻にお願いしてみた。私を鈍臭いと言うのならば自分でやってみるがいい。はたしてキミは手を濡らさずにこの給水機で水を汲めるかな?
そして帰ってきた妻の手はしっかりびちゃびちゃだったので嬉しかった。これで汚名返上である。もう私は鈍臭い人ではない。そのままあの給水機の近くで手を濡らさずに水を汲める人がいるかを眺めて過ごしたかったが、私も妻子持ちである。自分の都合だけで動いてはならぬ。またイオンモール福岡に来たときは給水機チャレンジをしようと心に決めて席を立った。
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