前夜。フライトで疲れ切り、シャワーも浴びずに眠りにつく。
ベタついた身体を起こすと、まだ6時前。飛行機でうまく眠れなかったおかげでひどい昼夜逆転は回避できたが、とはいえこれまでの生活を思えば多少の違和感が残る。
とりあえずシャワーを浴びようと風呂場に向かうと、浴槽(いつも空っぽの浴槽の中に入ってシャワーを浴びているのだ)の角に足の小指をぶつけてしまう。ちょっと痛かったが、まあただぶつけただけだと思う。
しかし久々の職場に向かい、昼休みくらいになってもじんじんとした痛みが残っている。靴の圧迫感がいつもに増して大きくなっているような気がして縮こまりながら靴を脱ぐと、朝ぶつけた箇所が内出血で真っ赤に染まっている。これはそれなりのケガかもしれない。
社内のSlackを見ると、なぜだか先の三連休を境に怪我人が続出しているらしい。アブに刺されたり、肉離れをしたり。肉体労働から遠く離れた業務を抱える弊社が、語義通りの満身創痍の体を成している。
怪我人続出のチームを例に挙げて「まるで○○みたいだね」と言ってみたくなる。しかし適当な例が浮かばず断念をして、そのまませこせこと労働に励む。
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