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2024年10月11日

【運営の日記】上洛日記(1)

仕事を16時に終え東京駅へ。京都行きの新幹線に乗り込む。

京都に行くのは三月以来。半年ぶりというのは僕としてはかなり間が空いた気がするのだが、世間一般にはどうなのだろう。まあそれはともかく、もうずっと心待ちにしていた京都である。新幹線の座席でうとうととしながら、これからの三日間を想像するとほくそ笑んでしまう。

一年半前、大学を卒業して京都から東京へと向かう新幹線で号泣したことを思い出す。あんなに自然に涙が出てくることはなかったから、やはり京都を去るのは本当に悲しいことだったのだろう。新幹線にはお別れの記憶が染み付いていて、行きの電車からセンチメンタルな気分になる。

高校の同級生で、今京都に住んでいる友人と京都駅で落ち合う。そのまま京阪の七条駅近くまで歩き、クラフトビールが飲めるお店に入る。

ビールを一杯飲んだところで、ちょうど料理も食べ切ってしまう。まだまだ飲みたいところだが、切りがいいということで退店。京阪に乗って出町柳まで向かい、村屋という左京区的な居酒屋——左京区的というのがうまく説明しにくいのだが、各国のよくわからないお土産が所狭しと並んでいて、髪の長い男が多いような空間だと言ったらいいだろうか——に入る。

妖しげな照明と音楽が流れる店内。大学時代に何度も来たお店だが、こんな良い居酒屋を僕は他に知らない。お酒は安く、ロックを頼むと氷少なめのグラスに並々と焼酎を注いでくれる。料理も美味しい。

最近は早く締めるようになったという噂も聞くが、昔はほとんど朝までやっていて、薄闇の中、ベロベロになりながら下宿までダラダラと帰ったりした記憶が蘇ってくる。「翌日を棒に振っていい」という安心感が与えてくれる快楽を、僕は久しく忘れている気がする。

焼酎を三杯ばかり飲んで退店。明日は昼からライブだから、そんなに夜更かしをするわけにもいかない。

友人の家に帰る道すがら、家系ラーメンの「あくた川」に入る。締めのラーメンにはちょっと強すぎるかと思ったが、案外するすると食べられてよかった。

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