仕事終わりにコインランドリーへ。
ここ最近、どうしてか家の洗濯機を回すと排水口から水が溢れ出してしまうので、仕方なくお金を払って洗濯をしている。一度回すたびに千円。小さな出費の積み重ねが後でじわじわと自分の首を絞めることになるのはわかっているのだが、とはいえ抜本的な改善に手をつけるのは億劫だから、しばらくはコインランドリー通いが生活のルーティーンになるだろうと思う。
両替機に千円札を投入すると、差し込み口からそのまま紙幣が差し戻されてしまう。どうやら新紙幣は受け付けない様子。レシートで溢れた財布の中を漁って見るが、運が悪いことに、すべてに北里柴三郎の顔が印刷されている。
ほんのわずかな期待とともに小銭も見てみる。五百円玉が一つ確認できるし、銀色の小銭も複数見つかる。一枚、二枚と百円玉を数え上げ、期待が確信に変わり始めたとき、手に取る小銭はすべてドーナツ型の五十円玉になってしまう。
つまりは千円の小銭を用意することができない。コインランドリーが「コイン」なんて冠言葉をつけてしまったがために、現金が不足しているわけでもないのに、僕は洗濯屋から締め出されてしまう。
近くのコンビニで靴下を買った。これは両替ではない。靴下が必要だから買ったまでである。
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