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2024年6月17日

ささんさんの日記

今日はいつもと違う帰り道を、若干苛つきながら歩いている。普段なら大手町駅から早々に帰宅するところだが、にわざわざ遠回りして東京駅へと向かっているからだ。オアゾの丸善本店を横目に、東京駅の改札に入り、地下1階のグランスタへ歩みを進める。普段なら帰省の時にお土産を買うために立ち寄る駅地下のおみやげ売り場だ。悲しきかな、激混みハイシーズンしか帰省ができない社会人には余裕を持ってお土産を購入できた試しがない。ただ、ド平日19半頃のグランスタは空いており、くたびれた社会人の姿はまばらだ。

そもそも、なぜ東京駅に向かっているのか。きっかけは、昨日友人から又借りした充レンにある。本当に軽い気持ちだった。いつも通りCharge Spotを又借りするように、充レンも又借りてしまった。久々に純粋な後悔の念を抱いた。もはや怒りすらも湧いている。自分から借りたにも関わらず、よくもこんな不便な代物を貸しやがったな、と。

改めて充レンについて説明すると、Charge Spotの劣化版である。そう自分が思う理由は以下の2点。 ①設置場所がCharge Spotと比較して極めて少ない。 ②設置場所を示す地図がわかりにくく、かつ不便な場所にある。 具体的には、設置場所の多くが駅構内であり、体感JRではなく、なぜか東急東横線や西武新宿線に多い。自宅の最寄駅でも、普段使う路線の改札内にはなく西武新宿線の改札内にしかなかったため早々に返却を諦めてしまった。そして、「大手町ならいくらでも返却場所はあるだろう」と休日のボケた頭で考えたせいで、自らの自由時間を奪う羽目になっている。土日の1時間と平日自由時間の1時間はあまりにも重みが違う。

先述の通り充レンの設置場所を示す地図はわかりにくい。地下施設となるグランスタであれば尚更であることを、返却前の自分は気がついていなかった。地図ではグランスタに6箇所の設置場所があるとのことだったが、地図通りに探してもそれらしきものが一向に見当たらない。6箇所もあるのだから早々に見つかってもいいもののの、全く気配すらしない。店舗内にあると表示されるものもあったため、もう店に入ってしまおうかなど悩みつつ、グランスタの1階と地下1階を行ったり来たりした。改札内に入り20分ほど経過したとき、ようやくそれを発見した。東京駅の白と茶色を基調としたベースカラーにはそぐわない、黒と3原色をベースにした物体がそこに鎮座していた。そう、6つの台が1箇所に固まっていた。もう見つけてからでは遅いが、せめて1箇所に集約されている事実くらいは明記して欲しかった。そうすれば探し方なんかを工夫できたかもしれない。

帰宅ラッシュの中央線と山手線に揺られて、いつもより40分遅く2割増の混雑度と疲労感を携えて帰宅した。ほっと一息ついて携帯の画面を眺めていたら40分が過ぎていた。

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