夜、あれこれの作業をしていたらいつの間にかもう九時すぎになっている。親子丼を食べようと鶏肉やら三つ葉やらを用意していたが、今からご飯を炊いたら食べるのは十時はとうに過ぎてしまうだろう。
「月末だし」と合理的な理由を一切欠いた理由で自らを納得させ、外食に出かける。湿気を含んだ空気にあたると突然ジャンキーなものが食べたくなり、駅前の油そば屋に行く。
ここ一年くらいで、明らかに胃の能力が落ちている。毎食2〜3合くらいの飯を食らっていた高校時代から比べると、池田屋(京都にあるインスパイア系次郎のお店)の小でヒイヒイ言うようになった大学生の頃にその力は翳りを見せていたのだが、もうそんなレベルではない。それなりの量のご飯を食べると、胃がギュルギュルと鳴って腹痛に襲われる。腹の中で食べ物が激しくバウンドする。
そのことはわかっているのに、ついつい麺の量を1.5倍にしてしまう。「でもよく噛んで食べれば大丈夫なはず」と楽観的に構え、着丼した太麺に貪りつく。
腹痛で眠れない。お腹がフル稼働しているのに、どうして意識を飛ばすことができようか。日曜日の夜から大不調である。
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