実家から母が来てた。私に会いに来てるのか、京都に来る口実として私がいるのかよく分からん。よく分からんからいつもどこ連れてけばいいんか迷う。3日目だったし、会ってなかった期間の持ちネタはもう全然尽きて、普段からあまり話すタイプではない母と私は結局よく行く和菓子屋さんでかき氷を食べた。氷の冷たさから派生して、今夏の避暑について喋る。母は彼氏と川のキャンプ場へ行くらしい。予定をきいてたらなんか楽しそうで、私もついてったろかと思ったけど水に濡れるの苦手だし、別にそれだけなんやけど、言わんかった。高揚も憂鬱も滲ませない 母の喋り方から、多分楽しみなんやろなって伝わる。いやどうなんだろ。母のことなんかよく分からん人やなーってずっと思ってる。夕方に母と別れて 友達の家にお邪魔する。安心する友達はありがたい。現像に出したフィルムをスキャンしてもらったり ナンをこねたりして、たまにちょっと不安になる。お寺の、釘を使わないで建てる木組みのイメージ。あれはなんか、いい。
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