10時ごろ起床。身支度を終え、近所の婦人科に検診の結果を聞きに行った。受付の人の雰囲気が殺伐としていて、なんだか怒られたような気分になったけど、待合室でgoogle mapのクチコミをチェックしたら☆が1.2くらいだったので(嫌な思いをしたのは私だけじゃないんだな・・)と、少し安心した。
その後タリーズで昼食を済ませ、車を30分ほど走らせて隣町の美容室にいき、サロン専売品のトリートメントを購入(私の住んでいる福井県では、その美容室でしか取り扱いがない)。さらに15分ほど車を走らせ、友達のリクエストに応えて美味しいクッキーを購入(友人が以前福井に遊びに来たときにそのクッキーを食べ、すっかり気に入ってくれたらしい)。その友人とは来週京都で会う予定をしているので、その時に手渡す予定。
その後15時ごろに帰宅し、着替えを済ませて髪型と化粧を直す。
16時、母親とともに自宅を出発し、30分ほどでサンドーム福井に到着。 17時、私の好きなアイドルグループのコンサートが始まる。
自分の好きなアイドルがツアーで地元に来てくれるのはこれが2回目だけど、日常と非日常の境界が溶けていくようなこの瞬間にはやっぱり慣れないし、そしてやっぱり格別だなあと思う。
MCでこの街のことに触れてくれたり、ご当地のものを取り入れた演出をしてくれたり、「またここに来ます」と言ってくれたり、そんな些細なことがとびきり嬉しい。
特に私は約3年前に東京から地元にUターン移住をした身なので、今回のコンサートでは、メンバーのそんな細かな振る舞いの一つ一つがやたらと胸に染み込んできた。
Uターン移住をして以来、都心で開かれるコンサートや舞台はいわゆる「遠征」ありきになり、交通費や宿泊費などのお金と時間、そして事前の入念な調整を経て初めてたどり着ける「非日常の時間」はその言葉の意味合いをさらに増したものになった。
東京に住んでいた頃は気づけなかった、「アイドルがツアーで地方を回ってくれること」の意味に気づけたし、「エンタメを、都心に住む人だけのものにしない」姿勢がどれだけ嬉しいことか、身をもって実感することができた。すごくいい時間だった。
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