目が覚めたら知らん駅にいる。どうやら寝過ごしてしまったらしい。
コリドー街でビールをたくさん飲み、そのまま流れ込んだカラオケでもビールを二杯くらい飲んだ。ものすごく楽しかった。楽しかったのだが、ただどうにも記憶が曖昧で、帰路についた記憶がない。
とにかくこの駅で降りたほうが良さそうだ。ここがどこだかはわからないが、この電車に乗り続けたら家はどんどん遠ざかってしまうだろう。
ホームの反対側に、僕の家から○○駅までの電車がやってくるらしい。そこは僕の最寄り駅から二駅くらい離れた駅で、電光掲示板には「最終」の文字が光っている。とにかくその駅まで行って、あとはタクシーにでも乗って帰ろう。
ふとスマホを見ると(スマホを失くしていないことに感謝!)家から25kmばかり遠くにいる。これは結構ちゃんと乗り過ごしたなと思う。それでもギリギリ帰れそうなのは、日頃の行いが良かったからだと思う。何より、家まで一本の電車で帰れる場所で飲むことが大切だ。
そんな日の翌日は一日中を寝て過ごした。そもそも前夜は土曜日なのに仕事だったのである。仕事をしてたくさん飲んで大疲れをして、その翌日を休養に充てていたら休日が終わってしまった。
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