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2024年7月25日

運営の日記

昼休みに最寄りのローソンに行くと、いつもは見ない牛タン弁当が置いてある。そういえば牛タンが食べたかったのだと、自分の秘められた欲望を刺激されるような気がして、ついつい手に取ってしまう。これならば多少高くとも構うまい。

しかしコンビニ弁当のくせして、値段の書いてあるシールが見当たらない。牛タンという文字に気をとられたが、所詮これはコンビニ弁当。パパッと買えて、会計は明朗。余計な心配をせずして食べ物にありつけるのが美点であるべきだ。

蓋の端の方に、文房具屋でよく見る小さな紙製の値段シールが貼られている。目を凝らしてその数字を見てみると、どうやら4桁の数字。

1,580円。

誰が払うかい! と思う。一度は手に持ったその弁当を元の位置に戻し、何度も買ったことのある唐揚げ弁当を購入。不思議とホッとする味がした。牛タンはどこかのお店で食べよう。

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